暮らしの中のひとつまみ -10ページ目

卒業

せっかく始めたブログだから、この事も書き留めておきたい。

限りなく個人的な事だけど。


今日不妊センターを卒業しました。

妊娠して、順調なら8週目辺りに卒業するようです。

できれば戻りたくないから、どうか順調に育ってと祈るのみです。


いろんな事があって、いろんな思いがあったから感慨深い一日でした。

病院から帰って来る途中、車を運転していたら涙が出てきました。

ここのところ情緒不安定なせいもあるし、

超音波写真を見たらお腹の赤ちゃんがちょっと人間らしい形に

なってきていたから感激したのもあって・・・

クリオネみたいな姿を見たら、体調不良を忘れるくらい感動しました。



私はたぶん不妊原因が少ない方だと思うから、

短い期間で妊娠できた方だと思います。

でも普通に自然妊娠していたら恐らくわからなった事や

気持ちなどを知ることができました。

ためになったと言うのが適切な表現なのかわからないけど、

自分のためになったのは確かです。

ある意味では社会勉強でした。


30歳までには子供を生みたいという思いが強かったので、

28歳になった時焦りが出て病院に通い始めました。

女性は、自分の体がもしかしたらおかしいんじゃないか?というのを

何となく自覚できると思うんですが、その自覚があったので。



何ヶ月かかけて一通り検査を受けたら異常がわかりました。

その時の気持ちは、原因がわかった事で今までのモヤモヤがとれて

すっきりしたのと、やっぱりねという納得できた気持ちと、

これからどうしようという気持ちと、いろいろでした。



不妊検査は、子宮卵管造影検査が一番痛くて辛かったです。

(卵管が詰まっていると余計痛いみたい)

でも体外受精をする時の採卵はものすごく痛いというので、

それをする事なく妊娠できたというのはやはり幸運かもしれません。


そもそも入籍したきっかけは、「独身なのに不妊センターに通う」という事が

つらくなったからです。自分で通うと決めたのに、情けない。

あとは、婚姻関係でないと治療が先へ進まないというのもあります。

人によっては、結婚前に妊娠できるかの検査(ブライダルチェック)を受けて、

その結果によって独身時から病院に通い出すというのもあるようです。




結果的には、順調なら30歳手前で出産できそうです。

最近はその事にはさほどこだわっていませんでしたが・・・


妊娠がわかった時は、喜びももちろんありましたがだいぶ戸惑いました。

急にあっちの世界の人になった自分。

(↑意味がわからないかもしれませんが、不妊の人にはわかるかな)

本屋でも今までは、たくさんある赤ちゃん関連本の中で、

肩身が狭そうに置いてある不妊関連本を立ち読みしていました。

本屋によってはほとんど置いていない所もありました。


妊娠して、手に取る本が180度違う種類の本に変わる戸惑いと妙な罪悪感。

最近は体の変化と共に慣れてきましたが、

そういうささいな事までオロオロしてしまいました。



妊娠発覚時から症状が重いようで、最低限の日常生活で精一杯な日々。

仕事もできないので、休んだ分だけ給料が減るかと思うと

ハラハラする日々です。(パート)

不妊治療もけっこうお金がかかりましたが、

これから先もお金がどんどん必要。

でも無理をして流産でもしたら元も子もないので、体が最優先です。



ひとつの節目としてブログに書き留めておきたかったのだけど、

何だか重くなってしまいました。







母の日の贈り物

 稲田多佳子さん   柳瀬久美子さん


母の日が終わって、ホッと一息。(冷汗)

結婚して初めての母の日でした。



当然ながら自分の母より夫の母を優先して、何を贈ろうか考えました。

お義母さんには、3月に還暦のお花とアンサンブルをプレゼントしたばかり

なので、「またお花っていうのも芸がないな・・・」とあれこれ悩みました。


結局、得意とする?焼き菓子に決まり。(←得意じゃなくて好きなだけです;)

何とかお菓子が作れるまでに体調が回復したので、試みました。


で、「(夫と)二人で作った」と言ったらお義母さんが喜ぶかもと思い、

型抜きクッキー(プレーン)にしました。

でも急にバターサブレを作ってみたくなって(作った事がなかった)

プレーンクッキーの生地とバターサブレの生地を両方作りました。

何だかくどいような組み合わせ(笑)



夫に参加してもらったのは、

①クッキーの型を抜くところ(一番おいしいところ!)

②棒状にしたサブレ生地をスライスするところ

だけ。

ほぼ無理矢理やらせたので、まぁ充分と言えます^^;

本人も楽しんでいたし。



直接お義母さんに届けるとなると、高速に乗ったりと道中長いので

今の自分の体調と相談して、結局夫にそれを託しました。

手作りってところに意義があると勝手に決めてやったのだけど、

喜んでもらえてよかった♪


*サブレは稲田多佳子さんの(写真左)

「何度も試作してようやくたどりついたほんとうに作りやすい焼き菓子レシピ」

*クッキーは柳瀬久美子さんの(写真右)

「みんな大好き。手作りお菓子」

を参考に作りました。



8日ぶりのブログ

         シロかご


GWは海外で過ごしてました!とすごく書きたい。



体調不良で仕事を休んでもう2週間。

日課にしようと始めたブログなのに、随分さぼってしまった。

弱りきってパソコンと向き合う気にもなれず、

寝たり起きたりを繰り返して過ごしたGWだった。


気付けばランキングも↓↓ダウンダウンダウン↓↓。

ほっとくとこうなるのか・・・


体調がヨレヨレなのに反して、お腹の赤ちゃんは順調みたい。

不思議だけど、それが何より◎

何か食べられるだけまだいいのかな。


それにしても心身が弱ってる時ほど、動物に救われる。

実家の猫は相変わらずわがままでうるさいけど、

抱っこするとホッとする。

猫がいてほんとによかった~



そろそろお別れね

         ストーブ

トヨトミの石油ストーブ、「ムーンライター」。(だったかな?)


すごく冷え性だから昨夜も使った。

でもここは東海地方、もう決して寒くはない。

あと少しの、中の灯油を使い切るために無理して使ったんです。。。



ブルーフレーム のクラシックなタイプのストーブに憧れていて、

去年通販で買ったのがこれ↑。

(ソファと同じく予算優先にした結果)

寒~い冬に炎を眺めながら温まりたくて、こういうのが欲しかった。

普通の石油ストーブでも炎は見られるけど、

が少しでもブルーフレームに近いものを選びたかった(笑)


小さな子供でもいたらこんなストーブは無理だけど、

自分の好きなものを楽しめうちに楽しみたい。


でももう暖かくなったからクローゼットにしまわなきゃね。


ひと冬、お疲れさまでした!

芯が小さくなったのか炎が小さくなった気がするけど、

来年もよろしく!ムーンライター!(だったかな?)笑





ソファが届いた!

    無印ソファ

無印良品で注文したソファが届きました。

食卓以外でゆったり座れる場所が欲しかったから、

お金もないのに、買ってしまった。。。 


なおかつうちの狭い狭いリビング(十畳もないくらい)には

無印のその2シーターソファ(布)は大きすぎた。 


配送の人が部屋の中で、ソファを包んであった紙を

バリバリとはがして全体が見えてきた時、冷や汗が出ました。


「お店ではこんなにデカく見えなかった・・・!!」 


家具を購入するときにはありがちなミスですが、

広ーい店内と狭い部屋の違いで、目の錯覚です。。。 

あ~ぁ。ドーン!とソファが主張するリビング。 トホホ><;


本当はMOMO HOUSEのソファが欲しかった。

MOMOのは純国産の手造りだからか、価格は無印の倍以上だけど

日本の狭い住宅事情を考えて造られている◎

とってもコンパクト。

コンパクトソファであまり座り心地がいいものはないけど、

座り心地がとってもいいときたもんだから・・迷いました。


でもやっぱり予算優先。(車を買ったばかりだし)


その後ソファを壁にくっつけて配置したら、

そんなに部屋は狭く感じなくなりました。

デカいものは隅に寄せるのが一番なのかな(笑)

精一杯レイアウトを工夫して、奮闘した結果だから

もうこれ以上はあきらめよう。


デカいなりのメリット↓もあった!

*座面が大きくて奥行きがあるからゴロンと横になれる

*座面の端から端まで足が伸ばせる(私は身長165cm)

以上。 ふぅ。



   


電車脱線事故

兵庫尼崎で起きた脱線事故。

電車が、あんなにつぶれて折れ曲がっている・・・

最初に見た映像だけでも衝撃的でした。

亡くなった方やけがをされた方、その家族の方の

気持ちを思うと本当に悲しいです。


そして運転士の家族の事を考えても、

何だかいたたまれません。




事故の経過が気になって、昨日から

その事故を取り上げた番組ばかりを見ていました。

その中で、マスコミの質問の仕方や態度で、

首をかしげたくなるような、頭にくるような場面がありました。


仮遺体安置所となっている体育館にJRの偉い人が到着するやいなや

まだ家族の方の所にも行っていないうちからめちゃくちゃに取り囲んで、

「説明責任がある」と質問攻め。

確かに立場上説明責任がある。

でもまだ調査していかないとその人にだってわからないことが

たくさんあるのに、いきなり説明しろ説明しろとそこで責めても

説明のしようがないだろう。段階ってものがあるだろう。

亡くなった人の家族の所へ行かせるのが先だろう。

プロならその時に応じた適切な質問ができないのかと

見ていて腹が立ちました。


そして亡くなった方・けがをした方の家族の方への

インタビューの第一声が、

「怒りは?」 

という場面がありました。

それはただ、人の怒りの感情をあおっているようにしか見えません。

立場を自分や家族に置き換えたら怒りは当然の感情でしょうが、

まず始めに掛ける言葉は他にないんだろうか。



テレビを見ていて思ったことを正直にブログにしました。

事故原因は徐々にわかってきていますが、

このような惨事は二度と起きてほしくないです。


大勢の人の命を預かる職業はたくさんありますが、

その自覚を絶対に忘れてはいけないと思います。












パン

堀井和子さんの作るパンが好きです。

ひとつの生地で作るパンは私のバイブル的存在。

堀井さんの作るパンは、自分の理想とするパンに限りなく近いパン。

 

そもそもパンにはまったきっかけは。。。

 

21歳の時、訳あってフランスに2ヶ月半ほど滞在していました。

リヨンとパリにそれぞれ半分くらい。

今は結婚してダンナとなった人に、ほぼ強制的に連れて行かれたのです。

私にはちょっとつらくて苦い思い出ばかりのフランス滞在・・・。

 

現地での私は何も目的がなかったので、「何かせねば」と思い、

途中から毎日パリ市内のパン屋巡りをすることにしました。

始めはバスや地下鉄を使ってお店巡りをしてましたが、

パンの食べ過ぎで急激に太ったので、ひたすた歩いてお店巡りをしました。

(歩き始めたらみるみる痩せた!)

 

そして「パン日記」なるものをつけていました。

行った先のパン屋さんについて書き、味について書き、

現地で買った色鉛筆でそのお店のパンの絵などを描き・・・

まるでパンの評論家にでもなったような気分でした(笑)

 

フランスのパンは本当に本当においしかった。(遠い目)

 

そしてパンの入っている紙の袋が捨てられなかった私。

お店のロゴやお店の絵がプリントされている袋。

状態のいいものは捨てずに(と言うより捨てられなかった)

取っておきました。油のシミやパンのかすがついた袋もいくつかあり、

「そんなもの取っておくなよ・・・」と彼には呆れられました。

今でもパン日記と一緒にファイルしてあります♪

 

そんな事があり、日本に帰ったら自分でおいしいパンを焼いて

みたくなって堀井和子さんの本を買いました。

 

この本の中の“基本のシンプルな丸パン”は何度も作ったパン。

本の中の写真とそっくりにできた時は、本を隣りに置いて、

「見て見て!写真と同じ同じ!」

と家族に見せたものです(笑)そして寝ている母を強引に起こして、

おいしく焼けたパンを夜中に無理やり試食させた事も。

 

パンは、決して大きくはないデロンギのオーブンで焼きました。

カリッとおいしく焼くにはシンプル機能オーブンが一番。

 

当時はパンを焼くことに凝ってそればかりしてましたが、

最近ではすっかりご無沙汰です。お菓子作りもそう。

おいしく焼けたら喜びもひとしおですが、

やはりパン作りは労力がいるし手間もかかります。。。

けっこう体力勝負。

 

少し前にある番組でパンのプロが、

『大量生産されたパンには発酵促進剤が使われていて、

(効率よく大量生産するために)それは添加物だから

食べ続けると体によくない。だから自分は無添加パンを作り続ける』

というような事を言っていました。

 

パンも野菜も何でも、自分で食べるものは自分で作るのが安心。

そうなんだよね。。。

また作ってみようかな。

あの時自分にみなぎっていた謎のパワーがほしいです。

 

 

 

 

 

 

イワズモガナ

アミノサプリ(清涼飲料水)のCMで、

イワズモガナという言葉が出てきます。

 

その後に続く、

「それ以上でも以下でもないから 踊っているのさ♪」

なんてフレーズは意味不明で思わず笑ってしまいますが。。。

 

この機会に言わずもがなという言葉を辞書で引いてみました。

日常生活でそう使う言葉でもないので、『意味は何だっけ?』と

少し気になっていたのです。

 

①言わないでおいてほしい。言わないほうがよい。 「~の小言」

②言うまでもない。「英語は~、ドイツ語も話せる」

 語法:「もがな」は願望を表す終助詞。

 

なるほどー。 (でも終助詞って何だっけ?)

このCMでは後者の意味だろう・・・か。

まぁ意味がわかっただけでもよしとして。

 

 

辞書を引く機会もすっかりなくなってしまった今日この頃。

もっとも最近の学生は電子辞書を使うらしいですが。

 

思えばまだ十代だった頃は、母から、

「いつも手元に辞書を置いておきなさい」

「わからない言葉はすぐに辞書で調べなさい」

としつこく言われていました。

『そんなのめんどくさい』と言うと、

「辞書を引くぐらい1分もかからないでしょ!」

なんて怒られたもの‐‐;

(私は要領が悪いので1分もかかったりします)

 

 

日本語は複雑で、いくつになってもわからない言葉が次々出てきます。

できるだけわからないままにせず“調べる”という習慣をつけた方が、

結局は自分のためになるのかなと思いました。

 

アミノサプリのCMをきっかけに(笑)すずめ

 

 

 

 

野菜をつくる

       ミニトマト        

   ↑去年収穫したミニトマト。          

  ざるは「ざる豆腐」のざるを捨てられなかったものです(笑

野菜の苗が出回る季節となりました。

私の勤める職場では、たくさんの生産者が自分で育てた苗を

次から次へと出荷してきて、それをものすごい勢いで

お客さんが買ってゆきます。この時期はおなじみの光景。

 

さて、そんな事はどうでもいいとして・・・

 

そんなお客さんに影響されてか、去年(おととしだったかな)

自分でもミニトマトを植えてみました。

ミニトマトは初心者でも簡単に育てられます。

畑はないので、野菜栽培用のプラスチックのプランターを買って

2本植えました。

野菜は根をよく張るので、プランターで育てる場合は

深めのものがよいです◎

 

有機肥料を与えて、自分たちで食べる野菜を育てるのはいいものです。

ミニトマトは次から次へと実って、食べる楽しみはもちろん

途中の経過も楽しめます。

黄色い花が咲くところから、それが小さな実になって赤く色づくところまで・・・

 

葉ものと違って、実がなるものはそのへんに育てる醍醐味があります♪

 

 サニーレタスを種から蒔いて育てた時は、たくさんの苗を間引くのが大変で

収穫するのもそれは大変で(何せ食べるのが追いつかない)

あれにはもう懲りたので・・・次回からは苗から育てたいと思います。

(やはり一般家庭は苗からのスタートで十分)

 

       ミニトマト途中経過←ミニトマト途中経過

 

 

 

 

ちゃんとした結婚

9月に私の兄(長野在住)が結婚するので、先日うちの両親は

長野まで親同士の食事会へ出掛けました。一泊で。

 

先方の両親はとっても仲良しで、二人で海外旅行などへ行く一方、

うちの両親は崩壊気味で仲が良くないので、二人で長野へ行くだけで

精一杯という状況(笑)。向かう道中もケンカケンカ。 すごい違いです。

でも子供のために、何とか演じてきたみたい。

 

兄は私と違って、ちゃんと婚約期間を設けて結婚式をして

新婚旅行も行くというちゃんとした路線でやります。

(ホントならそれが当たり前ですね)

 

私は結婚してもうすぐ5ヶ月ですが、

結婚式も新婚旅行も写真撮影も無しです。

一応一人娘なので、和洋それぞれの写真くらい撮って親に見せなければ!

と思っているのですが、なかなか実現に至りません。

親不孝であります。

そしてそれらの行事を省いた事を、そのうち心底後悔するかもしれません^^;

 

20代半ばくらいまでは、「教会で結婚式をして25までに子供を産んで・・・」

とかそれなりの思いがありました。

ところがその時期を逃してしまったら、急に気持ちがサーーーッと

引いていってしまった。。。 あとはいろんな事がうまくいっていなくて、

なかなかそういう気持ちになれないというのもありました。

 

まだ手遅れではないので、どうしようか考えていますが

少しでも若いうちにせめて写真くらいは残したいと思ってます?