気が小さい猫のお泊り | 暮らしの中のひとつまみ

気が小さい猫のお泊り

先日の兄の結婚式の際、一家が泊まりで長野県まで行くにあたり

実家のシロは動物病院で預かってもらうことになっていた。


外猫ではあるけど、

外に出しっぱなしor家に閉じ込めっぱなし・・・

というわけにはいかなかった。

猫はストレスを感じやすいので、家じゃないところで過ごすのは

かなりつらいだろうと思ったけど、それが一番安全と判断。



しかしシロにとって2泊3日のお泊りは、8年前の避妊手術以来

車での移動もままならないほど気が小さいデリケートな猫なので、

どこで預かってもらうかでまず悩んだ。



で、調べてみたら。。。

「ペットホテル」で調べなくても、

最近の動物病院はペットホテル並みの宿泊設備を整えていたりする。

外出先からパソコンや携帯で預けたペットの様子まで見られる。

犬と猫の部屋がキッチリ分かれている事も売りにしていたりする。

「スゴイ!飼い主の気持ちがよくわかっている!」

なんてけっこう感心◎

それがビジネスと言えばそうなんだけど・・・


動物病院の名前や特色から、犬派か猫派かの傾向もよくわかる。

大事なシロをできれば猫好きの所に預けたい!


気持ちはいろいろだったけど、結局シロのことを考えたら

“一番近いところがいい”という結論に。

何せ車での移動は10分程度が限界のネコちゃん。


今までお世話になっていた動物病院に問い合わせたら、

預かりは「猫のみ」やっていた♪(猫派の獣医さん)

一番近いわけではなかったけど10分で着くし、そこでの治療歴もある。


そうして預かり先は決まったのだけど・・・当日は大変だった。


嫌がる寝起きのシロを、心を鬼にして無理矢理キャリーに入れて、

車での移動。

今までノミ除去やケガ等で車に乗せた際のシロは、

不安からすごく鳴いて、あまりのショックで口が開きっぱなしになり、

スゴイ顔になっていたのでまたそうなるだろうと思っていた。。。


違った!


ものすごく怒ってとにかく鳴いた。


思いのほか強気なのか??と思うほど怒っているのがわかった。

でも病院に着くと、例によってニクキュウからは汗がびっしょり!


++++++++++++++++++++++++++++++

そして2泊3日後、母が迎えに行くと、またものすごく鳴いたらしい。

「なんでこんなところに何日も!!」と怒りの鳴き声


ついに鳴き過ぎてシロの声はかれてしまった(笑)


その辺にいそうなノラ猫ちゃんの声みたいに。

「ニャ~ン」から「びえぇぇ~」という具合に。

なんて不憫な・・・><;

2泊3日もよくがんばったね!!

たくさん抱っこしてたくさん撫でてあげた。


家に帰って来てからもしばらく鳴き続け、

その声はかわいそうだったけど、幸い2~3日で元の声に戻ってきた◎


うーーーん。猫はやっぱりデリケート。

(旅行好きの猫もいるらしいが)